先週、炭焼きがありました。大寒ということもあって、とても寒かったですが、雪も降らず(チラつきましたが、積もったりせず)無事に終わりました。
1日目の様子をお伝えします。
朝早くから講師の方々が来てくださって、窯をあたためはじめました。
その後、子どもたちが登校して、さっそく作業のスタートです。
えんとつや窯のひび割れたところから煙がもれてくるので、その割れ目を泥だんごをぶつけて塞ぎます。
そしていよいよ原木を窯に入れます。中はだいぶ熱くなっているので、近づけないため、先が二股になっている木の棒を使って入れます。大人でも難しい作業です。そして、窯の入り口まで木をびっしり入れて、火をつけ、ある程度燃えてきたら泥で入り口を塞いでいきます。
空気の穴も開けつつ、灰と水を混ぜた泥を積み上げていく。ここが職人技です。
その間に、明日、もう一窯焼くための原木を束にしていきます。
二回目になると、子どもたちも要領がわかったようで、作業のスピードがぐんと上がりました。また、こっちとあっちで2人で同時にした方がいいのでは、など、よりスピーディにできるやり方を考え、あっという間に作業が終わりました。
そして、夜。耐熱ガラス越しに燃えている様子がよく見えます。夜の見学会が始まりました。
たくさんの子ども、大人が見学に来て、そして観察会も終わると、あとは燃え具合を確認して、空気穴をどうするか思案して空気の量を決定します。
あとは天に祈る気持ちで朝を待つのみです。
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