2025年1月24日金曜日

炭焼き①

 昨日今日と炭焼き体験学習がありました。12月に山から切り出してきた原木を窯に入れて一晩、焼きます。

6年生が、そのやり方や歴史、昔の話を地域の方から教えていただきました。



まずは木を数本ずつ、ツタのつるで束ねます。



束ねた木を窯の中に入れていきます。寝かせて入れた束を、二股になった木の棒を使って立たせるのですが、これが難しい。
「てこの原理」を使うと力が少なくて済むということを教えてもらいました。


木の形を考えながら、奥からきっちりと詰めていきます。斜めになると、炭が折れてしまうので、ここが勝負どころです。大人はみんな真剣です。

ここまでできたら、入り口を石と泥で塞いでいきます。

そして、着火。入り口近くの木がしっかり燃えるまで、3〜4時間、燃やし続けます。


焚きつけ用の木が燃えたら継ぎ足し、継ぎ足しして、ゴウゴウと燃やします。真っ白なけむりがえんとつから吹き出します。

昼休みには、1年生や2年生の人たちも見にきました。





そして頃合いを見て、入り口を塞いでいきます。空気があると、燃えつきてしまって、炭にはならないからです。




そしてこのまま、次の朝まで燃やし続けます。でも、完全に空気を遮断すると木が燃え残ってしまいます。なので、下の方にさした、木の棒を抜いたりさしたりして、空気の量を調節します。
けむりや火の様子を見て、調節するのがとても難しいそうです。

(②へ続く)


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